医療機関の事業承継

2014年09月12日

最近、中小企業も事業承継や新規事業への展開という切り口のもと、積極的にM&Aを活用する時代になってきました。弊社グループのお客様の中においても、その動きは例外ではありません。それほど身近なものになってきているような気がいたします。

最近のご相談から

昨年、医療法人の譲渡の案件のお手伝いをさせていただき、無事成約にいたりました。その前年にご相談を受けたことをきっかけに、この2年半の間に医療・介護のご相談を6件お受けしています。現在も、2件の案件に着手し、1件は最終決済目前となっております。件数としては決して多くはないと思うのですが、私どもでお手伝いをさせていただいている医療機関の場合、後継者になりえる方はおられるのですが、ご実家の医療機関を承継されないケースです。

医療経営も近年の制度改正の影響で、非常に厳しい環境下にあります。人の問題、お金の問題、少子高齢化や景気の問題等…。

その一方で、 既存の医療機関を承継し開業を模索されるドクターが増加している ことも見逃せない状況です。

これから医療機関の事業承継の中でM&Aの活躍の場がますます拡大していくのではないでしょうか?

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